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HOME=納税資金を用意する方法=貸宅地を処分する
土地を多く所有している場合は、安い土地なら被相続人の生前に売却したほうが節税につながります。 |
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◇売却と物納を比較する
納税資金を用意できない場合は、しかたなく土地を手放すこともあります。
被相続人の生きている間に、相続税評価額よりも実際の売買価額のほうが低い土地は売ったほうが、財産を減らすことができます。
逆に、高い値がつく土地を売ると相続財産が増えてしまうので、納税資金のことを考えると、相続後に売却を考えたほうが良いかもしれません。
通常、相続税評価額は実際の取引価格より低くなります。
しかし、貸宅地は例外で、相続税評価額は借地権の評価が差し引かれるため低くなりますが、売ろうとすると、実際にその土地を使うことができず地代収入しか得られないために買い手がつきにくく、たいした金額にならないことも多々有ります。
できれば相続をあまりしたくない土地とも言えますので、生前に処分を検討することも必要かと思います。そのほうが、相続税の節税や納税資金の確保にもつながるでしょう。
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◎「1物4価」
土地の値段は4種類あることを指した言葉です。4つの価格とは、実際の売買価格、公示価格と基準地価、相続税路線価、固定資産税評価額です。
◎「公示価格」
地価公示方にもとずき発表される、その年の1月1日の土地価格のこと。 |
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